about EKKOART

EKKO / Etsuko Shirakawa is an Artist based in Japan

statement for BANK BED GALLERY , August 4th 2018

Drawing images mixed in bricolage which the world scenery that can be glimpsed in from fragments of her own memory, movies, and various devices. Ekko presents the works that she painted with praying for recapturing "some infinite sensation" healed in Eastern Europe's travel at any time.
profile

美術学校で油彩と版画の技法を学び、2009年よりショップのウィンドウやギャラリーなどで作品を発表。
自身の記憶の断片や、映画や様々なデバイスから覗くことができる世界の風景をブリコラージュ・ミックスさせたイメージを描く。メキシコ、北欧、東欧などの旅からインスピレーションを得て、太陽と地平線、まっすぐに続く道を描く一連の作品を制作している。


text

「その場所のあの時」
冬のクロアチアの景色は全てに霧がかかっているようで、意識がぼぅ〜とした。
調子の悪いカメラに頼るよりは自身の記憶に頼ろうと、とにかく景色を目に焼き付けていた。
オーストリアから延々に続くバス移動中、当たり前だけれど途切れる事なくいつまでもいつまでも続く靄がかった景色を見ていると、
「ある無限の感覚」を感じて心が癒された。

東欧のホテルはどこも薄暗く、想像の余白を残してくれる。
東京に戻って1ヶ月ほどは心をクロアチアに置いてきてしまったかのように、さらにぼぅ〜としていた。
だんだんと普段の景色を眺めているといつもの自分にスイッチして「あの感覚」を忘れてしまっている事に気づく。

いつでも「その場所のあの時」に戻れる呪文をかける、もしくはかけられる様にして、絵画を制作している。

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statement

EKKOは油彩や版画などの技法を用いて、自身の記憶の断片や、映画や様々なデバイスから覗く事ができる世界の風景をブリコラージュ&ミックスさせたイメージを描きます。

美術大学で油画と版画を学んだ後は東京を拠点にしながら、メキシコ、北欧、東欧などを旅行しました。
メキシコの死生観は自然と人類との関係、そこから派生した錬金術や魔術、見えないものの存在などを感じさせられ、一連の太陽をモチーフにするきっかけになりました。
北欧での淡い光、東欧の山々から感じた荘厳さなど、作家は旅先で感じた一瞬の「感覚」を絵画に描く事で自身に繋ぎとめ、
「永遠の感覚」に近づけようとしています。
こぼれ落ちる記憶の中から、根源的な不思議を絵画を通して表現しています。